クローラーベイト(羽根モノルアー)の使い方は、基本巻くだけと極めてシンプルですが、私が多くのビッグバスを手にした使い方には巻く以外のテクニックを応用しています。
今回は、クローラーベイト(羽根モノルアー)の基本的な使い方から、「え?」と思うような使い方までテクニックを余すことなく公開していきます。
目次
ただ巻き
クローラーベイト(羽根モノルアー)の基本的な使い方はズバリ「ただ巻き」です。
な〜んだと思う方もいるかと思いますが、逆を言えば「ただ巻くだけでビッグバスが釣れてしまう最強のルアー」なのです。
しかし最近ではクローラーベイト(羽根モノルアー)はすっかりメジャーになってしまったせいもあり、私がひた隠しにしてきた頃に比べて、明らかに反応が悪くなっているのも事実。
ですので、ただ巻きする中でも一工夫が必要で、ロッドをやや上に構え(10時の方向に構え)ラインが水面に着かないよう巻いてみてください。
バスは人間側が思っている以上にラインを見てますし、ラインを嫌っているため、ラインが水中に付いている時点で見切ってしまうのです。
早巻き
状況によっては、ルアーが裏返ってクルクル回ってしまう限界の巻きスピード「早巻き」も試してみてください。
その状況というのは、ただ巻きに反応がなかった場所をもう一度速度を変えて通し直すことで、バスがリアクション的に反応することがあるからです。
また、風があったり、雨が降ったりと水面の状況が変わり、バスが水面のルアーに気づきづらいであろう状況になった時に早巻きしガシャガシャと動かすと効果的です。
それともう一つ秋になり、バスが広範囲に散ってしまった状況下などで、遠くからバスを呼ぶためにサーチ的意味合いで早巻きして使うと良いでしょう。
超ゆっくり巻き(デッドスロー)
超ゆっくり巻き(デッドスロー)は、ルアーによっては動かない使い方ではありますが、デカバスを釣りたければ忍耐強くゆっくり巻くのがおすすめです。
デッドスローはクローラーベイト(羽根モノルアー)使いの伝家の宝刀的使い方ですので、ぜひ!
実際私も多くのビッグバスをデッドスローで仕留めていますので、本当は教えたくない使い方の一つです。
一点シェイク(虫パターン)
クローラーベイト(羽根モノルアー)は虫パターンのように一点シェイクも効果的です。
一点シェイクはデッドスローよりも移動距離を抑えられるため、一本だけ杭が出ている、レイダウン付近、ピンスポットで使用すると良いでしょう。
私はウィードのポケットに投げて使ったりもしますよ!
下記は河口湖で55cmというビッグバスを釣った時の記事ですが、こいつも一点シェイクで釣りました。
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トゥイッチ
トゥイッチという使い方は、ワンツーパンチのごとく、ルアーを左右に「パンっ」「パンっ」とアクションで動かす使い方です。
正直この使い方でバスを釣ったことはありませんが、突然現れるビッグバスに対して「気づけ」「気づけ」という意味で使うことが多かったです。
後は、一点シェイク同様に移動距離を抑えられる使い方でもあるため、ピンスポットで使うのも良いと思います。
ドリフト
さいごに紹介したとっておきの使い方が「流れを利用したドリフト」です。
流れがある場所(川や水路、インレットなど)限定の使い方にはなってしまいますが、流れを利用してルアーをスポットまで送り込む使い方はドリフト以外ありません。
よって手にできるバスはもちろん増えますし、こうした使い方をしている人はあまり見かけませんので、他の釣り人との差別化にもなり、バスも興味津々。かつドリフトさせている際はバスにとって浮遊物でしかないためルアーだとは思いせず、結果プレッシャーを与えずに済むのです。
下記の記事はこのドリフト釣方を使って手にしたビッグバスです。
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さいごに
クローラーベイト(羽根モノルアー)は「こんなので釣れるの?」と疑ってしまうルアーですが、釣れればほぼデカいですし、ド派手にトップに出た時は一生忘れないくらいの衝撃を受けるようなルアーです。(私は取り憑かれてしまった人間の一人です 笑)
ぜひ信じて投げ続けてみてください!
P.S.
下記ではイマカツのアベンタクローラーへのリンクを貼りましたが、アベンタクローラーは数あるクローラーベイト(羽根モノルアー)の中でも、一番スローに巻けるデカ羽根マニアの中でも人気のルアーですので持っておいて損はないでしょう。
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