OSPより発売されて以来、全国各地で驚異的な釣果を誇っているベントミノーシリーズ。
名前の通り、曲がりくねったボディーを見て「一体どんなアクションをするのだろう?」と、発売当初は、多くのアングラーの好奇心を搔き立てました。
今回はこのルアーの釣れる秘密やサイズ別の使用方法などを紹介していきましょう。
スペック・サイズラインナップ
76㎜ 4.3g
86㎜ 5.9g
106㎜ 10.0g
130㎜ 20.0g
サイズ別の使い分け方
サイズの使い分けは基本的に、フィールドのベイトフィッシュにアジャストさせていくだけで良いでしょう。
しかし、すべてのサイズが同じアクションをしてくれるわけではありません。
どれだけ、同じウエイトバランスで作られたルアーでも、サイズが違う以上、水の抵抗に差が生まれます。
130㎜は、86㎜に比べて、ゆったりしたダートアクションであることを忘れないようにしてください。
もちろん、大きくなることでしか生み出せない、強い波動がデカバスに効くことがあるので、ケースバイケースで使い分けましょう。
ミノーと言う名前だけれど・・・
名前には「ミノー」の文字が含まれますが、一般的なミノーのようなリップは備わっておらず、トップウォーターにカテゴライズするのが妥当でしょう。
しかし、ペンシルとはまた違ったものであり、唯一無二のトップウォーターです。
水面を攻めることに加え、サブサーフェイスも攻略することができるので、ミノーのような仕事をしてくれます。
予測不能のアクション
ベントミノーシリーズはロッドワーク次第で多彩なアクションが演出可能です。
その曲がったボディーから生まれるキレのあるダートアクションは、使用しているアングラーさえ予測できず、クレバーなバスも思わず翻弄されてしまいます。
実際、高速トゥイッチで喰ってくるバスは、理性を失ったかのようなモンドリを打ちながら激しくバイトしてきます。
タダ巻きをすれば、左右に揺れながらヌメヌメとしたS字アクションでサーチすることができます。
使い方・有効なシチュエーション
ボイルが起きたり、バスが小魚を追い回している状況なら、高速トゥイッチなどで、バスに考える隙を与えずにリアクションバイトに持ち込むことができます。
ポストスポーンなど、魚がタフなシチュエーションに置かれている場合、トゥイッチとポーズをバランスよく組み合わせることでバイトを誘発することができます。さらに、タフな場合、デッドスティッキングが効果的。
水面に放置しておくだけでも、瀕死のベイトフィッシュを演出することができる、デザインになっています。
弱点としては、リップで水を動かすタイプのルアーではないので、激しく濁って、バスが視覚を頼りに捕食できないような状況では、ベントミノーは不利になる場合があります。
適応タックル
ロッド
76㎜モデルはスピニングタックルで使用するのが無難かと思いますが、ベイトフィネスタックルを利用すれば、ベイトタックルでも扱えるでしょう。
86㎜はライトプラッギングに対応したロッドであれば使用できます。
106㎜と130㎜はミディアムクラスのベイトタックルで使用しましょう。
私がベントミノーを扱う上で、常に意識するタックルバランスは操作性と手返しの良さ。
あまり遠投性は重視しません。
片手でキャスト、トゥイッチを繰り返しても疲れない軽さと長さがベントミノーの釣果を左右すると考えています。
私的には長さは6ft7in以下のものがベストです。
スピニングでボイルシューティングを行うなら7ftあっても良いでしょう。
あと、ノリの良さも重視する要素の1つです。
ひったくるようなバイトが多いルアーなので、ハリのあり過ぎるロッドだと、バイトを弾いてしまいます。かと言って、グラスのように低弾性になってしまうとアクションのキレが損なわれてしまいます。
ライン
トップウォーターという位置づけなので、ナイロンを選びたくなりますが、フロロカーボンも選択肢に入れておきましょう。
一般的なトップウォータープラグは水面を攻めるものですが、サブサーフェイスを攻めることのできるベントミノーにとって、必ずしも比重の軽いナイロンに固執する必要がないのです。
その点、フロロカーボンを使用すれば、ナイロンラインでは到達できない深度でベントミノーをアクションさせ続けることができます。
水面付近まで魚がライズアップしないような日はフロロカーボンでより深いレンジを攻略すると良い結果に繋がることがあるのです。
上述したようなスピニングでのボイルシューティングならPEラインで飛距離アップを図るのも有効です。
状況によって使い分けてみてください。
ベイトタックルで使用するメリット
ベイトフィネスタックルなどを使用すれば、小型のベントミノーもベイトタックルで使用できると説明しましたが、なぜ、ベイトタックルを使用することができるのでしょうか?
その理由は、キャストアキュラシーとテンポ。
スピニングタックルでルアーをキャストすると必要以上のスピードがキャストに生まれたり、無駄に糸フケが生じます。また、ブレーキを効かせにくいため、ピンポイントに正確なキャストを繰り返すという点においてデメリットが生まれるのです。
一方で、ベイトタックルは、無駄な糸フケが生まれず、狙ったスポットに低弾道のキャストを決めることができるのです。
これらの観点から、ある程度のテンポをキープして、アクションを繰り返すベントミノーにとってはベイトタックルの使用は大きなアドバンテージになるわけです。
ボイルシューティングなど、オープンウォーターで飛距離を必要とする場合はスピニングタックルが有効になります。
ベントミノーのターゲットはバスだけではない!
バスだけでなく、シーバスなどの海のフィッシュイーターにも効果覿面なベントミノー。
106㎜モデルと130㎜モデルは、ソルト用のカラーがラインナップされ、シーバスやシイラ、青物といった大型のターゲットにも効果があることが証明されています。
フィッシュイーター全般に通用する普遍的なベイトフィッシュのエスケープアクションをベントミノーが演出できている証拠と言えるでしょう。
76㎜モデルを使用してトラウトなどを狙ってみると、思いもよらない良い釣果が得られるかもしれません。
フェザーフックはつけるべきなのか?
ベントミノーには、フェザーフックが標準装備されたカラーが存在します。
私の場合は、水の抵抗を減らし、アクションのキレを重視したいので、フェザーフックは装着しませんが、デッドスティッキングやスローなアクションで、喰わせのアプローチをするアングラーは、フェザーフックを付けても良いでしょう。
ナチュナルな視覚効果をバスに与えると同時に、アクションの移動距離を抑える役割を果たしてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、OSPのベントミノーシリーズを紹介させていただきました。
どのジャンルにも当てはまらない唯一無二の存在として全国各地で威力を発揮するこのルアーのポテンシャルを知っていただけたなら幸いです。
バスがタフな時でも、無理矢理スイッチをオンにしたり、ワームのようなスローなアプローチができるルアーなので、是非一つタックルボックスの中に忍ばせてみては?

