今年の1月に購入した18ワールドシャウラ 1652R-3。使い込みレベルはまだまだですが、そこそこ使い、何本かバスも釣れたのでインプレします。
目次
18ワールドシャウラ1652R-3を購入した理由
2019年1月に購入したワールドシャウラのモデルは18ワールドシャウラ1652R-3で、購入のタイミングは発売よりそこそこ経過してます。
現役で使っているエバーグリーンのヘラクレス「フォースグランディス(66M)」も使いやすくて気に入ってるのですが、なんとなく飽きてきたし、他に何かないかと2年ほど前から他のMクラスのロッドの購入を考えていました。
そんな時、去年の10月に三重から帰省していた仲間と霞水系に釣りに行き、潮来釣具に立ち寄った際にワールドシャウラの現物があったのが出会いのキッカケでした。
釣りウマのSくんは、元々ワールドシャウラを使用していたらしく一言で言うと「めっちゃくちゃタフで良いロッド」とのこと。ジギング用にも使用できるためSくんは巨鯉を掛けてひん曲げて遊んでたらしい。
そんな話を聞いたものだから、村田さんが作ったロッドでもあるし、ワールドシャウラが気になって気になって仕方がないという状況に陥ってしまったというわけですw
で、即座に購入したかったのですが、どこも品切れ状態の中、年末のタイミングで生産、出荷されたようで1月の頭にようやく購入できたというわけ。
ちなみに1652R-3という番手は、ベイトの中でもバーサタイルに扱える番手で、長くても66のレングスでMとMHの間くらいのパワーのロッドを探していた私にとってはドンピシャの番手とレングスだったのです。
私の用途について
私の考えている1652R-3の用途については、ベイトで汎用的な釣りをするスタイル(バーサタイル)です。
具体的には
- クランクベイト
- スピナーベイト
- チャターベイト(フッキングパワーの必要なチャターはどうかな?とワクワク)
- ミノー、ジャークベイト
- シャッドテール系ワーム、スイムベイト、スイムジグ(通常MHクラスが望ましいがどうかな?とワクワク)
- 10g〜21gのフルサイズのジグ
- フットボールジグ
- バックスライド系ワーム
- ペンシルベイトやポッパーなどのトップウォータープラグ
と、自分の釣りのスタイルで行くとこんな感じです。
見た目、デザインのインプレ
使用感の前にまずは見た目、デザイン性に関してですが、まず印象に残るのが「真紅」のカラー。
村田さん曰くとにかくこの赤に拘ったらしく、デザイナーには「もういいんじゃないですか」と何度も妥協の提案をされたとか。
釣具屋で現物を見て他のですが、実際に家で見ると思いの外「赤いですw」
保有するロッドが黒が多いこともあり、ワールドシャウラだけ特別「浮いてますw」
まぁカッコ良いと思って買ったので悪い意味ではないですが、人によっては「ダサっ」という人も居るかもしれませんね。
ちなみに番手によってデザインは多少異なりますが、私の購入した1652R-3はコルク部含め、全体のデザインとしては「ちょっと古臭い」感じがしてます。(気に入って購入したのでディスってる訳ではなくて正直な感想ですよ)
で、ベリー〜ティップにかけては所有感の上がるオーロラカラーになっていて綺麗です。
使用感インプレ
ルアーを投げて、リールを巻いて、掛けて、ファイトするまでの一連の流れをインプレしていきます。
ルアーを投げる
ワールドシャウラ 1652R-3を使ってみてまず驚いたのが、キャストです。竿先がとにかくシャープで軽く、キャストがビシビシ決まるのです。
以前使用していたエバーグリーン ヘラクレスも決して悪くないロッドですが、違いは一投で分かりましたね。
後で考えればそれもそのはず。だって村田さんって世界に3、4人しかいないキャスティングのデモンストレーターですもんね。普通のロッドはキャストのことまで考えてないでしょうが、ワールドシャウラは違いました。
リールを巻く
「感度がやべえ」
率直な感想です。笑
私はシャッドテール やスイムジグなどの巻き感が感じられないルアーを多用しますが、他のロッドでは感じられなかった水中でのブルブルが手元に伝わってきました。
私の場合、リールのハンドル&ノブを変えてることも感度アップに繋がってると思いますが、それを差し引いても他のロッドより感度が高いです。
ハートテールを引いてて、まるでスピニングのようにティップが動いてるのをみて感動しましたね。
ロッドを動かしてアクションさせる
先ほど感度がやべえと書いた通り、アクションさせる際にも感度の高さが釣りの質を向上させてくれます。
特にヘビキャロやテキサス、ノーシンカーなどのズル引きの釣り。
感度が高い=ボトム感知力が高くなるので、何もない場所でのピンを探すなど感度の使い方や用途は様々でしょう。
ファイトする
ファイトに関しては「しっかり曲がるのにパワーがある」。一言で言うとそんな感じです。
デカバスに負けずに安心して寄せられ、ランディングまで持っていくことが可能。しっかり曲がるのでハンドランディングもしやすいです。
タフが売りのロッドでもありますので、私の場合、2kgくらいのバスならそのまま抜き上げちゃいます。
軽いルアーも投げれる?
普段は軽いルアーを投げない私ですが、検証の意味も込めて使ったルアー(リグ)が3.5gのヘビーダウンショットや5インチのストレートワームのネコリグ。
軽いルアーを投げられるか否かはリールの性能にもよりますが、私が使っているカルカッタコンクエスト100(ZPIスプールにカスタム)にナイロン16lbで、どちらのルアー(リグ)もストレスな使用できました。
ティップが繊細かつシャープなのでキャストだけでなく操作性も問題ありません。
軽いルアーをメインに使うのであれば、ダイワのリールなどマッチするかもですね!私も保有するスティーズSVTWならもっと快適に軽量ルアーが使えると思います。
ビッグベイトも投げれる?
適合ルアーウェイトは7g~28gまでとなっていますが、私の好きな〜2ozまでのビッグベイトも投げられます。(無理に投げることはしませんが、むしろこの程度で折れるようなロッドなら価格に対する価値はないと思ってます。)
ビッグクローラーベイト(デカ羽根モノ)
ビッグクローラーベイト(デカ羽根モノ)好きな私ですが、ある意味向いてるロッドであると感じます。その理由については、投げられることは勿論ですが、ロッドが綺麗に曲がるから。
羽根モノ系ルアーだけではありませんが、トップ系ルアーはビックリアワセ禁物です。
バイトがあってからルアーが水中に引き込まれてからアワセ、その後はロッドのパワーでバスを寄せると言う一連の流れの中で、グラスロッドのような曲がりがあることで、バスが必要以上に暴れることなくランディングまで持ち込めるのです。
これがパワーだけのガチガチのロッドの場合、バスの硬い唇にガッチリフックが刺さっていればパワーだけで寄せられますが、ショートバイトや微妙なところにフックが掛かっている場合、非常にバレやすいのです。
バイトがあったら慎重に寄せてランディングまで持っていく。そんな安定した一連の動作を実現できるので、羽根モノルアーにもオススメのロッドです。
ジョイクロ(ジョインテッドクロー178)
もうひとつビッグベイト使用のインプレとしてジョインテッドクロー178を挙げようと思います。ジョインテッドクロー178のウェイトは約2oz。
ワールドシャウラ1652の表記上では1ozまでしか投げられませんが、2ozクラスのジョインテッドクロー178も行けちゃいます。
但しオーバーヘッドでフルキャストするなど無理に投げると折れる可能性が高いので、投げる際はしっかりルアーのウェイトをロッドに乗せてフワッと投げてください。
私の場合、ジョイクロを使うにあたって、動かし方を変えるためタックルも変えています。
通常であればヘビータックルで使用しますが、ルアーをよりナチュラルに泳がせて使いたい場合、このワールドシャウラ1652クラスのロッドにラインも16lbくらいにして使ってます。
ジョイクロに関する余談ですが、初速を出したい、ヘビーカバーなど際どいスポットを攻める場合、超ストロングなロッドにラインも50lbとか巻いてます。
合わせるリールやラインは?私のタックルバランスを紹介
ひとつめのタックルは
- ロッド:カルカッタコンクエスト100
- ライン:ナイロン14〜16lb
です。
ふたつめのタックルは
- 12アンタレスもしくは18アンタレスDCMD
- ナイロン20lb
です。
どちらも私的なバーサタイルスタイルですが、ライト寄りかヘビー寄りかの違いで、都度合わせるリールとラインを変えています。
ラインのポンド数で言うと20lb(ナイロン・フロロ)が上限マックスで、私の場合PEは使いません。
さいごに
以上が現時点でのインプレとなります。
まとめると、私的には「使い勝手が最高の究極のバーサタイルロッド」だと思ってます。
下は3.5gのヘビダン、上は2ozのビッグベイト、そしてメインは10g〜1ozまでの様々なルアー。
これを1本で普通にやれるロッドは他にあるのでしょうか?
高いロッドではありますが、価格に見合った十分に価値のあるロッドだと私は思います!