バス釣り 冬の場所(ポイント)選び!居場所は?

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秋にバスが散り、晩秋になるにつれバスの姿が消えていく・・そして冬には一体バス達はどこでそんな風に過ごして居るのだろう?

今回は冬でも「バス釣りがしたい」または「バスを釣りたい」方に向けて、私の冬のバス釣りにおいての経験をベースに冬の場所選び、居場所について解説していきます。

目次

冬のバス釣りにおける場所(ポイント)選びについて

まずはじめに、あなたにお聞きしたいのですが、

「草木も凍る、冬の寒い日、あなたはどんな場所でどんな風に過ごして居ますか?」

暖房の効いた部屋でコタツに入り、テレビを見て過ごす
暖房の効いたショッピングモールでショッピングを楽しむ

などなど過ごし方は人それぞれ違うと思いますが、共通して言えることは「暖かい場所」ではないでしょうか?

人間が寒さで動きが鈍るのと同じで、冬のバスも寒さで活性が著しく低下します。そのためカラダの大きさ(体力のあるなし)にもよりますが、バスはほとんど動かずに居ます。

そして人間と一緒で、少しでも暖かい場所を求めて、冬の間はそんな暖かくて快適な場所から動かず過ごしているのです。

暖かい場所ってどんな所?

バスにとって暖かい場所とはすなわち外気温ではなく水温です。ですので冬のバス釣りにおいて、まず考えなければいけないのは水温というのを頭に入れておいてください。

そしてその水温が安定する場所が、一般的に言われている「水深のある場所」(いわゆる深い所)です。

また太陽の日差しがより多く当たる場所も暖かい場所と言えるでしょう。そしてコンクリートや岩などのハードストラクチャーは熱を溜めやすいため、これも一つの鍵と言えます。

ですので、これらの複数の要素を備えている場所(ポイント)が、暖かい場所と言えるのではないでしょうか。

冬のバス釣りでは、必ず、必ず、こまめに水温をチェックしましょう!

暖かくて快適な場所ってどんな所?

先では暖かい場所について書いていきましたが、そこに更に快適性もプラスしたいところです。

では快適性というのはどういった所なのか?あなたはどんな要因を考えましたか?

私が思う暖かく快適な場所というのは、暖かくて、ご飯を食べられて、外敵からも身を守れる場所だと考えます。

食事に関してもう少し細かくいうと、あまり動かなくてもご飯を食べられる場所です。

冬のバスはストライクゾーンが狭いとよく言われますが、それはイコール活性が低いため。エサを待ち構えているバスが、ハイシーズンであれば通り過ぎるベイトフィッシュに対して5m動ける(ストライクゾーンがある)とするならば、冬はせいぜい1mが良いところです。

できればエビや小魚などが、ノソノソと顔の周りに近づいてきて、カラダを動かさずとも口の吸い込みだけでご飯が食べられるに越したことはありません。

ベイト(エサ)の存在、鳥の存在

ベイト(エサ)について少し話をしましたが、ベイトの存在を調査する手っ取り早い方法は「鳥」です。鳥もご飯を食べるために水場に来ますので、鳥が居る=バスのエサが居るということになります。

冬、日の出から現場に立って居ると、朝ごはんなのか、ベイトが動く時間帯で食べやすいからなのかは分かりませんが、朝に鳥が飛び立って来て水中に潜りエサを捕食している傾向をよく目にします。そしてご飯の時間が過ぎるとその場から飛び立っていく。

こうした光景は日の出から現場入りいていないと見れない光景です。昼間に来ても鳥はいなかったりしますので、できれば冬でも気合いで朝起きて現場に行き、鳥を探す。こんなことをしてみてください。

そんなことをしているとクレイジーな釣り人に会うことができるかもしれませんので、そうした人を仲良くなり冬の釣りを教えてもらうなど賢い戦略へも繋がりますよ!

鳥を探しなさい。鳥を

冬のバスの居場所

さて、今まで具体例を挙げず、場所の探し方について解説してきましたが、それでは納得のいかない人も居ると思うのでザッと具体例を挙げていきますね。

  • 川であれば、温排水が流れ込むインレットや水深のあるテトラ帯
  • 野池であれば、池の真ん中の水深が深い場所や水深のあるレイダウンやカバー
  • リザーバーであれば水深のあるハードボトム

などが冬のバスの居場所となります。

が、一点覚えておいていただきたいのが、居場所と捕食場が違う場合があるということ。これはデカいバス限定になりますが、ご飯の時間になると捕食場(フィーディングスポット)に待機していますので、冬はそういったスポットと時間を理解できてくれば釣れるようになります。

もちろん居場所から動かずに、エサを食べるバスも居ますので、こうしたバスに対してはバスにエサを届けるような釣りが最適かなと思います。

さいごに

昨今では誰しもがスマホを持ち、ネット検索、SNS等でポイントが知れてしまいますが、ポイントだけを知るのではなく、先に書いたような事前知識や考えをベースに持っておくことが超重要です!

冬はポイントが絞り込みやすい時期でもありますので、正直言えばネット検索やSNSでポイントを知ることも可能です。しかし、実はそれ以外にもポイントは存在しますし、なぜそのポイントなのかを考えられる力があるのとないのでは、全然釣りのスキルが違ってくるのです。

他力本願の人には本当に有益な情報は回ってきません。なぜなら本当に釣りが上手な人は、それこそスマホがない時代から自分の力で釣り場や釣り方を開拓してきています。苦労していない人に情報を流すなんてバカなことは絶対にしないのです。

この記事を書いた人

サカナ

関東在住。子ども二人、妻一人。隙あらばバス釣りしてます。ボート&おかっぱり。ライブスコープは使ってません(笑