エバーグリーン「ワイルドハンチ」のインプレ&オススメの使い方

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開発を手掛けた清水盛三プロが、自らの手で、日本だけでなく世界でも通用することを証明したスーパースタンダードクランク「ワイルドハンチ」。

数年バスフィッシングを経験している方なら、1度は使ったことあるのではないでしょうか?

そんな超定番クランクをインプレを交えながら解説したいと思います。

目次

ワイルドハンチ購入の動機とキッカケ

このルアーとの出会いは私がまだ中学生の頃でした。
当時はDゾーンに大ハマりしており、盛三プロのファンでもありました。

そんな最中、ワイルドハンチが発売されたので、スペックなど気にせず、1人のファンとして購入したことを覚えています。

10年以上の付き合いになるわけですね。

特徴

ノンラトル

当時、ラトルインのクランクが圧倒的に多数派だったにもかかわらず、このワイルドハンチはノンラトル。

ダイナミックなスタイルを主流とする盛三プロが、サイレントのクランクを発売するのかと少し疑問に思ったことを今でも憶えています。

現在はラトルインモデルも発売されています。

リップデザイン

全体的にシンプルなクランクベイトですが、リップをよく見るととても、立体的で複雑な作りになっています。

このリップにより、ウォブル、ロール、カバー回避性能を持ち合わせる世界基準のクランクベイトが成立しているのです。

よく見ると、ワイヤーを通して強度補強してあり、安心です。

「ワイルドハンチ」私のインプレ&使い方

太いラインでもしっかり動くというコンセプトのもと発売されたこのルアー。
発売当初、中学生だった私は、ジグロッドに20lbのフロロで使用していました(笑)

そんな、マッチしないタックルでもよく動きましたよ。
時には、30lbのナイロンを巻いたビッグベイトロッドで巻いたこともあります。
そして、動きます。投げるのが大変ですが(笑)

アクションは艶かしいウォブロールアクション。少しシャッドのような動き。
これがタフな状況下でも釣れる秘密なのだと今の自分にはわかりますが、中学生の私は「アクションなんて大きくて派手な方がいい」と思っていたので、ワイルドハンチのアクションに少し寂しさを感じたりもしました。

そんな寂しさに反して、釣果は文句無し。
水質、季節を選ばず釣れました。

水質に合わせたカラーローテーションは怠らないようにしています。
と言っても、私はオカッパリアングラーなので、最低限のカラーしか持ち歩きません。

赤系、チャート系、白系。あと、エバーグリーンのクランクに関しては、ブラウンクロー系のカラーも重宝します。

エバーグリーンのこのカラーはスケルトンになっていて、ワームで言うところのグリーンパンプキンやウォーターメロンのようなナチュラルな色合いがあるので、クリアウォーターで使用します。

カバー回避性能に関しては、根掛かりでロスとした記憶がほとんどありません。
ウッドカバー、リップラップ、テトラでの使用にもストレスなく、テンポよく釣りを続けられます。

やはり、クランクベイトなのでグラスロッドが一番キャストし易く、ワイルドハンチが良いアクションをしてくれます。

その上、カバーも舐めるように、攻めることができ、フッキング率もかなり向上します。
私は一時期MHクラスのグラスで使用していましたが、Mが最適でしょう。

ラインはナイロンの14lb以上が総合的に見ると一番扱い易いです。

気に入らない点

固定重心だからということが理由して考えられますが、向かい風でキャストした時の飛距離が少し物足りなく感じます。

あと、フック交換をしようとした時、合うサイズあまり流通していないことがありますね。

ワイルドハンチはこんな人におすすめのクランクベイト

こんな人は是非一度ワイルドハンチを使ってみてください。

  • とりあえず、クランクベイトを使ってみたい人
  • タフなフィールドをクランクベイトで攻略したい人
  • ノンラトルのクランクが欲しい人
  • カバークランキングしたい人
  • 清水盛三ファン

さいごに

持っておいて間違いのないルアー「ワイルドハンチ」。

一年中活躍してくれるルアーですが、これからの低水温期にもシャローに残るデカバスにとても有効ですので、お試しあれ!

それでは良い釣りを!

この記事を書いた人

ビッグバイト

バス釣り歴16年のベテランバサー。東播野池群を中心にビッグベイトやデカ羽根モノルアーなどでデカバスを狙ってます。