最近各メーカーから発売され流行っているビッグクローラーベイト(羽根モノ)。
レイドジャパンのダッジ、イマカツのアベンタクローラーやベルリネッタクローラー、シグナルのリザードクローラー、ハイフィンクリーパーやホグバスター、などなど。
これらビッグクローラーベイト(羽根モノ)全般に共通するタックルですが、私は下記のタックルバランスで使っています。ビッグクローラーベイト(羽根モノ)以外の用途と合わせ使用することが多いため、それぞれのタックル別に紹介していきます。
目次
タックル1
ロッド:フェルデランス(デプス)
リール:カルコン200
ベアリング:かっ飛びチューニングキットZR
ライン:ナイロン20lb
デプスのグラスコンポジットロッド「フェルデランス」。自分の中でこのロッドが一番デカ羽根モノに最適だと思って使っています。
その理由はデカ羽根モノは早アワセ禁物で、向こうアワセが理想。バイト時に自動的にフックが深く掛かってくれるモデルのロッドが最適。それと、掛けた後に硬すぎるロッドだとバスが暴れてバレやすくなってしまうため、フェルデランスのように曲がるけど寄せられるロッドが最適なのです。
合わせてあるリールはカルコン200。この組み合わせでの飛距離はヤバいっす。
それとこのタックルであればクランクベイトなどの巻物にも対応できるため、両方の用途で使用したい場合におすすめです。ちなみに10g程度のクランクベイトなら慣れれば普通に飛ばせます!
同じ巻物でも、このロッドでおかっぱりからチャターやスピナーベイトはおすすめしません。なぜならアワセが効かなくて、根掛かり多発するから。ボートならオッケーです。
タックル2
ロッド:アクテオン(エバーグリーン)
リール:アンタレスHG
スプール:夢屋 12アンタレス用 深溝スプール
ハンドル:スタジオコンポジット RC-SC EX PLUS(96mm)
ベアリング:かっ飛びチューニングキットZR
ライン:ナイロン20lb もしくはフロロ18lb
デカ羽根モノだけでなく、ビッグベイト、チャター、テキサスやジグ、バックスライド系ワームなどストロングなバーサタイル仕様。
あらゆる用途で使うためリールはハイギアを選択してます。
アクテオンは数年前に中古で購入しましたが、いまだ現役。ヘビーロッドにしては軽めだし扱いやすく、かつ粘り強いのですごく気に入っているロッドです。
タックル3
ロッド:エルホリゾンテ75(ツララ)
リール:アンタレスHG
スプール:夢屋 12アンタレス用 深溝スプール
ハンドル:スタジオコンポジット RC-SC EX PLUS(96mm)
ベアリング:かっ飛びチューニングキットZR
ライン:PE56〜65lb
かなりカバーの濃い場所でのフロッグや撃ちモノ系と併用する場合のタックルです。
霞ヶ浦水系で釣りをしているとかなりヘビーなカバーがある場所があったり、水面まで距離や高さがある場所でのウェッピングなどをやるシチュエーションが多々あります。
このタックルでは朝夕のまずめ時にデカ羽根モノ投げて、昼間はフロッグやバックスライド系でのカバー&シェード撃ち。そんな一日を送る場合のタックル仕様です。
タックル4
ロッド:アヴェントゥーラ59(ツララ)
リール:アンタレスHG
スプール:夢屋 12アンタレス用 深溝スプール
ハンドル:スタジオコンポジット RC-SC EX PLUS(96mm)
ベアリング:かっ飛びチューニングキットZR
ライン:フロロ30lb(8号)
今期導入したアヴェントゥーラ59。主な用途はジョイクロなどリップレスビッグベイトの初速レスポンスを上げるために導入しましたが、朝夕のまずめ時や夜釣りではデカ羽根モノ投げてます。
アヴェントゥーラの特徴的なのが長さ。ショートロッドの特性を生かせば、キャストが限られるおかっぱり(後ろが狭いなど)でも狙った場所にルアーを投げられたりするので、他者との差別化になる。
またその短さゆえ、木々が生い茂る野池などで草木を掻き分けて目的の場所に行くのがラクです。
ラインは30lbより細くてもオッケーですが、あまり細くしてしまうとロッドに負けてラインブレイクする恐れがあるので注意が必要です。
リーリングをラクにし、力強いファイトをするためのハンドル交換のススメ
ビッグクローラーベイトは投げてゆっくり巻くだけでビッグバスが釣れる魅力のルアーです。
このゆっくり巻くだけという動作は慣れない人にはなかなかやりきれない事。私も使い始めたころはゆっくり巻くのが嫌でローギヤのリールを好んで使ってました。
が、ハンドルをスタジオコンポジットのRC-SC EX PLUSに変えたら世界が変わった。
https://antianti-design.com/2017/04/post-5959/
持ちやすいデカいハンドルはそっと指を添えて巻く時もストレスがない。自分の場合、ゆっくり巻くのが怠く感じるので、人差し指と中指の間にハンドルノブを挟み、力を入れずトロトロ巻いてます。
バイトがあった時も早アワセ禁物なので、このゆる〜い巻きが丁度いい感じ(タイムラグがね)
んで、バスとのファイト時が力強くゴリ巻きできるので、通常のハンドルにはない安心感を得る事ができます。
アンタレスに関しては交換方法の手順を記事にまとめているので参考にしてみてください。↓↓↓
https://antianti-design.com/2017/01/antares-rcscexplus/
さいごに
デカいバスが釣れて、しかもトップでドッカーン出る迫力のバイトシーン。これこそがビッグクローラーベイト(羽根モノ)の最大の魅力。
ですが反面、ミスバイトやショートバイトがあるのも現実です。
そんな全てのバイトをできるだけモノにするために、フックの交換やタックルバランスが超重要。(今回紹介した中ではフェルデランスのタックルが非常におすすめ)
加えてハンドルを変えれば今までにない世界を体験できる。
これからビッグクローラーベイト(羽根モノ)をやる人も、いまハマっている人も、掛けた魚を確実に獲るために本記事が参考になれば幸いです!