おすすめのスモラバ6選!カラーは?重さは?トレーラーは?

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トーナメンターが試合で必ずと言っていいほどボートデッキに用意するのがスモラバこと、スモールラバージグです。

名前だけ聞くと、ラバージグを小さくしただけのよう聞こえますが、使い方や使用感、魚に与える印象はまったく別モノです。

そして、どんどんタフになっていく日本のフィールドになくてはならないルアーとなっています。

近年では、ベイトフィネスタックルの進化と、このタックルとスモラバの相性の良さで、スモラバは確固たる地位を得ています。

日米問わず重宝されるレギュラーサイズのラバージグに対し、スモラバはタフになった日本バスフィッシング界の特産物のといったところでしょう。

ということで、今回はスモールラバージグのウエイト&カラー&トレーラーについてお話した後、オススメのスモールラバージグ5選をご紹介します。

目次

ウエイト(重さ)について

スモラバ 重さ ウェイト

何g以上がラバージグで、何グラム以下がスモラバなのかといった定義は知りませんが(多分ないでしょうが)、今回はスピニングまたはベイトフィネスタックルでの使用に適したウエイトのラバージグをスモラバと呼ぶことにします。

レギュラーテーパーサイズのラバージグほどではないですが、ウエイトが小刻みに幅広く用意されているスモールラバージグ。ウエイト別の用途をチェックしてみましょう。

1~2g

スピニングタックルでの使用がメインになるウエイト。

少しの重さの違いで釣果に大きく差が生まれるスモラバは、1.2gなど、1~2gの中にもバリエーションに富んだウエイトがラインナップされています。

中には1gを切るものも。

これくらい軽いウエイトはミッドストローリング(通称ミドスト)が主な操作テクニックとなります。

ラバーの抵抗があるので、ジグヘッドリグと同じ感覚でシェイクし続けると、レンジキープしにくいかもしれません。
ただ、このジグヘッドにはないラバーの波動がスモラバの釣れる要素なんです。

慣れるまで、目視できる水質と距離で練習しましょう。

スピニングでスモラバを投げるのであれば、初心者の方は1.3g、1.8gあたりを購入して使うのがおすすめです。

2~3.5g

ベイトフィネスタックル、スピニングタックルどちらでも気持ちよく使うことのできるウエイトです。(初心者の方にも扱い易くオススメです。)

2gはベイトフィネスで使用する場合、少しウエイトのあるトレーラーを使用するといいでしょう。

3g以上の重さのスモラバは少し大きめのトレーラーを付けると、ベイトフィネスタックルの方が扱い易い場合が多いですが、現在はパワースピニング(通称パワースピン)というジャンルのスピニングタックルもあるので、境目となるウエイトというのは無いようなものですが・・。

これくらいのウエイトだと、中層だけでなくボトムでも扱い易くなります。

ガードが備わっていればカバーも攻めやすくなるウエイトです。
少々バルキーなトレーラーを付けても程良いフォールスピードを維持できるのもこれくらいのウエイトからです。

3.5~5g

これくらいのウエイトになるとベイトフィネスで使用することで、ポテンシャルを発揮させることができるでしょう。
ちなみに、ベイトフィネスでスモラバを使うメリットとして

  1. 精度の高いキャストを続けることができる。
  2. スモラバを太いラインで使用できるので、カバーを攻めることができる。
  3. 手返しの良い釣りが継続できる。

といったものがあります。

ベイトフィネスに一度挑戦してみたい人は、このウエイトのスモラバとの組み合わせで挑戦してみてください。

カラーセレクト

スモラバのカラーラインナップを見ていただければ分かると思いますが、主要カラーがレギュラーサイズのラバージグと大きく違います。

フルサイズのラバージグにはブラックやブラウンパープルが多い一方で、スモラバはベイトフィッシュ系やグリパン、ウォーターメロンなどが多いです。

つまり、そういったカラーがローテーションの中核を担うというわけなのです。

オールマイティーなカラーとしてグリーンパンプキンは重宝してくれるでしょう。
クリアウォーターならベイトフィッシュ系は必需品です。
濁りでは、スカッパノンなどあれば助かりますよ。
スカッパノンでは心細いという方は黒やチャートでもいいでしょう。

ワームのカラーローテーションに似てますね(笑)

トレーラーセレクト

レギュラーサイズのラバージグにも言えることですがヘッドの重さに適したトレーラーを選ばなければルアーのポテンシャルを発揮できません。

特に、スモラバは軽いウエイトであるため、見合わない抵抗のワームをトレーラーに装着すると、ミッドストローリング時に綺麗な上下アクションをしてくれません。

4、5gのスモラバにもなれば、小型のクローワームでベストかと思いますが、1gのものにパーツの多いトレーラーを着けるとTOO MUCHになりかねませんので、下の画像のような抵抗の少ないものをオススメします。

出典:エバーグリーン
出典:D STYLE

オススメスモールラバージグ5選

それでは、スモラバ本体のオススメを6つセレクトいたしましたので、紹介していきます。

第6位 ジャクソン Qu-on エグジグ

エグジグは江口俊介プロにより作られたもので、盟友と呼ばれるカナモこと金森隆志氏も愛用しているようです。(現在はレイドジャパンからエグダマというスモラバを発売していますが・・私的にはかなりおすすめ)

エグジグをおすすめする理由として、ラバー形状、ラバーの太さ、アイの位置が挙げられます。特に前側のラバーは絶妙な長さでカットされており、これが水中で水を押してくれるのです。

第5位 メガバス ヘッジホッグスモールラバージグ

メガバスのスモールラバージグです。
その特徴は、独自のティアドロップ形状のヘッドです。

このヘッド形状によって、フッキング性能が格段に向上しています。

スカートは水を掴みやすい凹凸のあるスカートを採用しており、強い波動を出すことができます。
ウエイトラインナップも豊富で、1gを切るものからベイトフィネスでの使用を前提とした5gのものまであります。

第4位 レイドジャパン エグダマ type level

このアイテムはスモラバ使いで有名な江口俊介プロがレイドジャパンに加入後、初のプロデュースルアー。

まだ発売されてばかりで、多くのアングラーから注目を集めています。
江口プロは過去に、エグジグという優れたスモラバを世に放っているスモラバマスターなので今回も多くの期待を集めました。

水平姿勢が売りのモデルで、そのポテンシャルを引き出すために設計されたエグバグなる、トレーラーも発売されていますのでお試しあれ。

第3位 NOIKE ケムケム

スモラバがトーナメントで通用するということを証明し、スモラバブームを巻き起こしたジグです。

元々はナイルというバスプロショップでハンドメイドさせていたルアーで、竹内三城プロがJBの試合で使用、優勝したことで、これまで数々のプロが試合用にハンドメイドのしていたスモラバが製品されていくという時代の流れを生みました。

ヘッドは至ってシンプルなラウンド形状。
現在はカバーに強いモデルやスイミング特化型も発売され、バリエーションに富んだラインナップになっています。

第2位 IMAKATSU アベラバ

フットボールタイプのヘッドを搭載したイマカツのスモールラバージグ。

その形状により、、横倒れしにくく、カバー回避性能が向上。
根掛かりを臆することなく、ボトム付近でのシェイクを続けることができます。

最近は、リニューアルされ、更に根掛かりしにくくなった上、フックの質も向上しました。
ウエイトラインナップも充実で、あらゆるシチュエーションに対応可能です。

第1位 エバーグリーン C-4ジグ

スモラバ使いの福島健プロが手掛けたスモールラバージグ。

ガードの本数から、ヘッド形状まで考え尽くされているのはもちろんのこと、スカートのカラーやカットにまで拘り、置いておくだけでもバスの食性に訴えかけるような設計になっています。

サイトの達人である、福島プロらしい拘りです。

ヘッドはストラクチャーにコンタクトさせる前提で作られているのですが、障害物に絡めなくても水中で素晴らしい姿勢でアクションします。

ボトム感知能力も素晴らしい、オールラウンダーです。

ウエイトは6種類。
カラーラインナップもとても美しいカラーばかりです。

さいごに

参考になりましたでしょうか?

繊細で奥の深いルアーです。
時間を掛けて理解していきましょう。

といっても、小さなルアーなので、コバスくらいなら投げるだけで喰ってきますけどね(笑)

この記事を書いた人

ビッグバイト

バス釣り歴16年のベテランバサー。東播野池群を中心にビッグベイトやデカ羽根モノルアーなどでデカバスを狙ってます。