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回遊バスの釣り方?
よく「回遊してくるバスを釣った」とかいう人がいますが、いままでボートでの回遊バスを狙った釣り方というのがイマイチよく分かりませんでした。
おかっぱりであれば地に足が着いているので、その場で待っていればバスが回遊してきて、それを狙えばよい。だけどもボートで回遊を狙う場合「待ち構えるの?」「でも視線低いし」などと疑問に思ってたわけです。
で、今シーズンはそんな疑問の解決を含めリザーバーでボート釣行し、回遊バスの釣り方狙い方について気づいたことや身にしみて感じたことがあるので、シェアしようと思います。
ボートポジションとルアーを投げる位置
ボートで釣りをしていると岸から数メートルの場所にポジションを取り、基本シャローを巻いたり撃ったりすることが多いですが、時にそのボートポジションが間違っている時があると今シーズンになって気づきました。
それは、バスが回遊するルート上にボートポジションを取って、バスがいない所に一生懸命ルアーを投げていること。(下記①の図参照)
こうしたバスのルートはイコールベイトの回遊ルートとなっているようで、いかにベイトの存在が重要なのかを表しているのだと痛感しました。
これを理解すると、当たり前ですが下記②の図のような場所にボートポジションを取り、バスの回遊ルート上にルアーを投げるのが適切で、リザーバー(ダム)において、うぶなバスを釣るためのコツとなります。
良い時期なのに全く釣れない。。それはプレッシャーがかかっているからというのが大きな原因だと思いますが、そんな状況の時こそ、こうした回遊バスを狙った釣り方が生きてきます。
ちなみに回遊の仕方は岬と岬の間だけではありません。湖の広々とした一部の区間をぐるぐる回り、ベイトが絡んだ時だけボイルする。そんな状況も目にしましたし、それを狙って釣ったバスもいました。
上記は真夏。その時の写真ですが、この時はあえてボートから降りておかっぱりで待ち構え、ボイルが起きたらすかさずルアー(ポッパー)を入れる。そんな釣り方でした。
ストラクチャーは道の駅
バス釣りをしていて気づいたことですが、ストラクチャーはバスにとって道の駅的な存在な気がします。
先ほどの図ではA地点とB地点を記しましたが、B地点はフィーディングスポット(エサ食い場)になっています。A地点ではなくB地点。
B地点は岩盤が沈んでおりバスが立ち寄りやすい環境になっています。反してA地点は垂直な岩盤の岬。
バスはA地点からB地点の間を回遊してますが、立ち止まってエサを待ち構えるのはB地点なのでしょう。
回遊してきたバスが一旦立ち寄る場所・立ち止まる場所。コンタクトポイントなんて言い方をしますが、こうしたスポットはバスにとって一休みする場所であり、人間の世界で言う道の駅なんでしょうね。
バス釣りではストラクチャーを狙ってルアーを投げることが多いですが、それはたまたまその場に立ち止まっていたバスを釣っただけかもしれないです。
さいごに
今回書いた内容はボートに限ったことではありません。バスが回遊するルートを見つけるのはおかっぱりで足場の高い位置からのほうが断然有利です。
見つけるまで大変かもしれませんが、見つけてしまえばその場に行き、バスを待ち構えて効率よく狙うことができるのでボートより釣果に結びつけられやすいです。(ボートではこちらから当てにいかなといけないため外すことが多いので。)
反対にボートじゃないと投げられない場所も多いため一長一短ですが。。