2018年に発売されたばかりの一誠の最新ギル型ワーム「ギルフラット」
発売するや否や、全国で驚異的な釣果を叩き出しているワームで、開発者は天才と言われている村上晴彦氏です。
ギルフラットは果たして、他のギルワームと何が違うのか?
私が実際に使用したインプレをご紹介いたします。
目次
ギルフラット購入の動機とキッカケ
ギルフラットを購入に至った理由は他でもありません。その見たこともないデザインを見て使ってみたいという衝動に駆られたのです。
何せ、16年のバス釣り人生で初めて見るルックスのワームだったので買わずにはいられませんでした。
私と同じ理由で購入を決意したアングラーは多いはずです。
特徴
キャラメルスケール
まず目が行ってしまう特徴的な蛇腹ボディー。
その名も「キャラメルスケール」。
このデザインにより、滑らかなアクションはもちろんのこと、止めておくだけで、バスに今までなかった視覚的なアピールを与えます。
蛇腹系ワームの代表的存在「ジャバロン」の開発者である今江克隆プロも、蛇腹ボディはボトムに置いておくだけで魚に訴えかけるものがあると各メディアで述べるくらいですので、このギルフラットの視覚効果も相当なものがあるはずです。
エアホール
背中のアタリにエアホール設けることで、スイム時に横に倒れたりせず、魚らしいアクションを維持することができます。
また、バイト時にワームが口の中でコンパクトに畳まれ易くなり、フッキング率も向上。
付属の発砲素材を挿入すればフローティング仕様にチューンしたり、水中での姿勢を調節することも可能です。
「ギルフラット」私のインプレ&使い方
とても奇抜なルックスですか、ファーストインプレッションは「オールマイティー」
私はネイルリグで使用していますが、ジカリグやキャロライナ、テキサスにも対応しています。
ただノーシンカーでの使用は好ましくないかもしれません。
というのも、このワームは4/0のオフセットフックを横刺し、フックのゲイプが張り出している面の逆側にネイルシンカーを埋めてボディーバランスを左右対称にするように設計されたワームです。
そうしないとまっすぐ泳がないわけです。
私はフローティングで使用しませんが、その際も極軽量のネイルを挿入することでバランスをとる必要があると思います。
マスバリを顎から頭に出すようにセッティングするのも良い動きを演出でき、フッキングも決まります。
この場合、ネイルシンカーは側面でなく、お腹で大丈夫です。
アクションはタダ巻きで素晴らしいアクションを披露してくれます。それは、明らかにこれまでの蛇腹系ワームのアクションとは違った質の動きです。
ボトムでのトゥイッチにも俊敏に反応してくれることにも驚きました。
大きな蛇腹を採用しているワームだと、水を噛み過ぎて、この俊敏性が損なわれることがあるのですが、ギルフラットは秀逸なレスポンスを維持しています。
ボトムでの姿勢はギルそのもの。
しかも、僅かな水流で自発的に動いてくれるのには驚愕しました。
実際に、ギルフラットで初めて釣った魚は、ボトムステイで釣りました。
ノンソルトなので、耐久性はあります。
おそらく、塩を入れるとアクションは硬くなってしまうでしょう。
同じギル型ワームのブルフラットのようなスパイラルフォールには向かないです。
デカバスがよくヒットするので、使用タックルはMH以上、ラインもフロロの14lb以上を使用します。
ギルフラットはこんな人におすすめのワーム
ギルフラットにはこんな人にぜひ使っていただきたいです。
- 1つのギル系ワームで、巻きから、ボトムアクション、様々なリグを使用したい
- 蛇腹系ワームではトップクラスのナチュラルなアクションを体験してみたい
- デカいバスを狙って釣りたい
バスはギルが大好物。例えばギルとテナガエビがいるフィールドでは、テナガエビはおやつで、メインディッシュはギル。
そんなメインディッシュですが、今では各メーカーがギル型ワームを発売しており、多く売れているブルフラットなどにはスレてきている場所もあります。
そんな中でこのギルフラットはまじでバスからの反応が良いので、ギル型ワームがきになる方にはおすすめのワームです。
気に入らない点
強いて言うなら、フックセッティングに気を使わないといけない点です。
少しづれても、動きが変わってしまう繊細さがあります。(それが楽しい点でもありますが。。)
あと、バスがガッツリ喰らいつき、太軸のフックを顎に貫通させるくらいフッキングを要するので、目がすぐどこかに行ってしまいます(泣)
さいごに
フレキシブルゆえに、使い手によって多種多様な使い方があるルアー
年中釣れますが、特に春にはかなりの武器になるルアーです。
少しセッティングに気を使わないといけないですが、バスからの反応は良いですし、実際釣れるルアー!気になる方は使ってみてください。