バズベイトの使いどころ!時期や時間帯は?場所やタイミングは?

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バズベイト 02ビート

バズベイト 02ビート

「音」「スプラッシュ」でバスに強烈にアピールするバズベイト。

全国でフィールドを問わず活躍していますが、ルアーである以上、得意とするシチュエーションとそうでないシチュエーションが存在します。それを知らずに、バズベイトの向いていない条件下で使い続けては時間と体力の無駄。

バズベイトは「いつ」「どこで」「どんな時に」出せば良いのか?

今回はバズベイトの使いどころ、出しどころについて解説していきます。

目次

バズベイトに最適な時期はいつ?

バズベイト ボルケーノグリッパー スモール

上の写真のバスはスモールマウスバスですが、早春の4月にフィーディング(エサを食べるタイミング)でシャローに上がっているバスをバズベイトで一撃で釣ったものですが、この写真を事例にバズベイトが効き始める時期は、早春からと言えるでしょう。

早春という時期は、産卵を控えたバスが積極的にエサを食べる時期ですので、浅場にベイトを追い込んで捕食するのが一般的な考え方であり、行動パターンです。

そこからは産卵中はあまり効かず、産卵を終えてアフターと呼ばれる時期(体力を回復させるため水面付近に浮く時期)からバズベイトが効き始めます。

そして夏はバズベイトに限らず、あらゆるトップウォーターが効き、秋はバスが散る時期なのでバズベイトの威力が最も発揮できる時期と言えるでしょう。

バズベイトの使いどころ・出しどころや場所は?

一体バズベイトはどんなシチュエーションの場所などで使えば良いのでしょうか?そんなあなたの疑問を解決するべく、まずはバズベイトの使いどころ・出しどころについて解説していきます。

1. ベジテーション

霞ヶ浦 西の洲水路

まずはバズベイトが他のルアーよりも得意とするようなエリアについて考えてみましょう。

バズベイトの使いどころ・出しどころ言えば、真っ先に浮かぶのがベジテーションです。アシやウィードなどの植物の絡むエリアでトップウォーターゲームを展開するとなるとバズベイトの独壇場になることもあるくらいです。

理由としては、バズベイトのウィードレス性能とウィードの中からバスを呼び出すアピール力が良い釣果をもたらすからでしょう。

ウィードエリアでトップウォータープラグを使用すれば、ウィードに絡まりうまくアクションしないどころか、藻が団子のようにプラグに絡まり、バスが逃げ出すなんてことに…かといって、フロッグを使うほどのウィード密集度でないようなら、バズベイトを結びましょう。

もちろん、オープンエリアでも十分にパワーを発揮するので、常にタックルボックスに忍び込ませておいて損はないはずです。

2. ハードストラクチャー

水原 石積み

プロの動画を観ていると、ベジテーションだけでなく消波ブロックや杭の立ち並ぶエリアでもバズベイトの使いどころ・出しどころとして多用されています。

ハードストラクチャーにバチバチコンタクトさせるわけではないですが、リトリーブ時に杭に衝突しても引っかからない、消波ブロックの隙間をストレスなくリトリーブ出来ることが大きなメリットなのです。

強いサウンドでブロックの奥に潜むバスを呼び出すこともできると考えれば、ハードストラクチャーもバズベイトが活躍する場所と言えます。

3. 水質

水質は濁っているほうが、バズベイトの本領は発揮できるでしょう。

理由は2つ。

1つ目は、ペラの金属音が水中に鳴り響くことで、濁りに視界を奪われたバスにも強烈にアピールするため、他のトップウォーターより濁りに強い。

2つ目は、バスは濁るとストラクチャーにぴったりとつく傾向があるので、スナッグレス性に優れたバズベイトならストラクチャーをタイトに攻めることができる。

ということで、濁りはバズベイトの強い味方なのです。

もちろんクリアウォーターでも有効です。クランクやバイブレーションが見切られてしまうほどのクリアな水でも、トップウォーターなら釣れるシチュエーションはよくあります。これはトップウォーターが水面の水を攪拌するので、シルエットがぼやけて、ルアーだと見切られにくいからだと考えられています。

しかし、クリアウォーターが故に、人的プレッシャーがかかったバスは金属音などの「ルアーらしい」アピールを嫌がることがあることを頭に入れておきましょう。

4. 天候

天候による使いどころ・出しどころに関しては、他のトップウォーター同様、曇りや雨が好ましいでしょう。

その理由は、低気圧で魚が浮き気味になったり、水面を意識するからです。

しかし、リアクションで半ば強制的に口を使わせるのがバズベイト。ピーカンの日向でもカバーに着いたバスをバズベイトで釣った経験がありますし、そういう動画もよく目にします。真夏の日中でも積極的に投げる価値があると言えます。

また、ポッパーなどの控えめなトップよりも、さざ波にも負けないアピールができるのも魅力的ですが、キャスト時に風の抵抗を受け易いルアーなので、ロングキャストにストレスを感じることになるかも知れません。

バズベイトを使うタイミングや最適な時間帯は?

上記では「いつ」「どこで」をメインに使いどころや出しどころを解説してきましたが、次にどんなタイミングで使うのが良いのか解説していきます。

バズベイトを使う最も適したタイミングは、ズバリ「まずめ時」です。まずめ時とは、朝まずめ(夜明けから1〜2時間)と夕まずめ(日暮れ前の1〜2時間)のタイミングです。

なぜなら「まずめ時」というのは、最もバスがご飯を食べる時間帯であるためです。

また、タイミングという点で行くと、雨が降り始めたタイミングや雨がやんだタイミングなどは、バスが動くタイミングでもあるため、バズベイトを使うと良いでしょう。

バズベイトが不向きなシチュエーションは?

まるで、バズベイトが超万能ルアーのような書き方をしてきましたが、バズベイトが不向きなシチュエーションも、もちろんあります。

川などで非常に流れが強い

多少の流れならば問題ないですが、流れがあまりに強いと、バズベイトをコントロールできなくなります。

アップストリームにバズベイトを投げようものなら、バスが到底追いつけないようなスピードでリトリーブしない限り、アクションをキープできません。

魚の居るレンジが深い

トップウォーター全般に言えますが、バスが深場に居るような場合、バズベイトで水面まで引っ張り出すのは無理です。バスのレンジが深いと感じたら、スピナーベイトやディープクランクなどの違うルアーを選びましょう。

特にバズベイトは、止めることのできないルアーですので、深場に居るバスが水面のバズベイト(エサ)に気づい多としても、自分との距離とエサの動くスピードを計算し、追いつけないと判断するとチェイスすらしません。ポッパーなど誘った後に置いておけるルアーならともかく、止めることのできないバズベイトは完全にスルーされてしまうでしょう。

魚がナーバスな状況

上でも少し書きましたが、バスが神経質になっているような状況では、バズベイトのハイアピールが仇となってしまうことがあります。そんな時は、小さなワームなどをに素直にルアーチェンジするのが無難です。

低水温期(冬)

バスの活性が著しく低い低水温期(冬の時期)は当然ながらバズベイトは不向きです。

個人的には、バズベイトはトップウォーターの中でも活躍時期が長いと考えています。(事実、4月~11月末まで魚を釣った経験もあります。)

ですが、さすがに1、2月は厳しいです。

一年中トップウォーターしか使わないアングラーがの方たちも、厳寒期はノイジー系などの止めれるプラグを使用しています。

さいごに

幅広い状況下で、その力を発揮するバズベイト!

釣れたら最高に楽しいバズベイト!

使いどころ、出しどころ、場所、タイミング、時間帯などを見極めて、あなたの強い武器にしてみてください!

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この記事を書いた人

ビッグバイト

バス釣り歴16年のベテランバサー。東播野池群を中心にビッグベイトやデカ羽根モノルアーなどでデカバスを狙ってます。