毒蛇の名を持つデプスを代表するワーム「デスアダー」。
なぜか安定してデカいバスを釣ることができることで有名です。
デプスが発売した初めてのワームでもあり、最近はブルフラットなどの陰に隠れてしまいがちですか、現代のバスにも間違いなく有効です。
そんな歴史的名作「デスアダー」のインプレを書いていきます。
目次
デスアダー購入の動機とキッカケ
このルアーに出会ったのは中学生の頃です。
当時の私はワームと言えばゲーリーヤマモトのみ!
そんなある日、友人と釣りをしていたのですが、準備不足で手持ちのワームを切らしてしまいました。
そんなとき、友人がくれたのがデスアダー4in。通称チビアダーでした。
それまでデプスの製品は使ったことがなかったのですが、使ってみたらとてもよく釣れました。
そこからリピーターになったという経緯です。
特徴
スリット
針先を隠すためのスリットが設けられています。
このスリットのおかげで、フッキング率を維持したまま、スナッグレス性能をアップさせることができるのです。
このスリットを基準にすれば、左右非対称のフックセッティングを簡単に行うことができます・
ボディー形状
正面から見ると楕円系に見えるボディーシェイプ。
オフセットで使用する場合、縦刺しと横刺しをアングラーの好みや用途に合わせて使い分けることができます。
縦刺しの場合は、スリットを利用して高いスナッグレス性能でカバーを攻略でき、トゥイッチをすればフラットな側面で水を捕らえ、水押の強いダート、フォールでは自発的に揺れながらフォールして魚を誘います。
横刺しは、タダ巻きでは安定したI字引きが可能。そして、ボトムなどでも力強く安定した操作ができ、側面で受ける水の抵抗が小さいので、ダートアクションにはキレがでます。
そして、テールはとても細かいリブが設けられており、僅かな水流でもレスポンスよく動きます。
「デスアダー」私のインプレ&使い方
テキサスリグ、ジグヘッドなど様々なリグに対応するワームですが、私の用途の内訳は、
- ノーシンカー…60%
- ライブベイトリグ…20%
- ジグヘッド…10%
- テキサス…10%
といったところです。
ノーシンカーは9割縦刺しで使用し、スリットを利用したすり抜け性能を活かしてカバー周りを狙います。
トゥイッチメインで使用する場合はスナップを使用したりもします。これにより、軽い力で大きくダートしてくれるだけでなく、タダ巻きで軽くS字アクションもしてくれます。
フォーリングでも、かなりのバイトが得られますので、油断しないように!
6inだとベイトタックルでもノーシンカーを扱えますし、ある程度のサイズが喰ってくるので、愛用しています。頭が避けたら横刺しかライブベイトリグで使用します。
5inはライトテキサスでのズル引きに使用し良く釣れます。
5inのノーシンカーをベイトタックルで使うとなると、MLくらいのロッドが望ましくなるでしょう。
ジグヘッドは基本的に4inモデルを使用します。特に深い意味はありませんが、一般的なジグヘッドに合わせやすいサイズであるということと、操作性を重視しています。
3inもジグヘッドに最適ですが、コバスの入れ食いになってしまうかもしれません。
4inはスピニングタックルでのノーシンカーなどにもマッチしてくれます。
8inは敬遠されがちですが、40UPくらいなら平気で釣れますし、このサイズを愛用するアングラーも多くいます。ただ、かなり大きいフックが必要になるのが個人的にはデメリットに感じます。
塩の含有量が25%で、ゲーリーワームに比べて、針持が良い上、飛距離は十分な印象を受けました。
スピナーベイトやチャターベイトのトレーラーとしても最適です。
ルアーの振動がテールに伝わり、小刻みに振動します。
プロップリグなんかも良いですね。
デスアダーはこんな人におすすめのワーム
こんな人は是非一度デスアダーを使ってみてください。
- 自分で細かな操作して釣りたい人。
- 多様性のあるワームを求めている人。
- デカバスを釣りたい人。
- チャターベイトやスピナーベイトのトレーラーを探している人。
気に入らない点
このルアーの必要不可欠なテールですが、繊細ゆえによくギルに持ってかれてしまいます。
まあ、ギルへのクレームなんですがね(笑)
さいごに
シンプルなルックスながら、高いデカバス釣獲力を持つワームです。
様々なリグに対応し、年中使えるので、是非お試しください。