多くの人が感じている永遠のスタンダードルアー「カットテール 4インチ」
その使いやすさと釣れっぷりは最強ではないでしょうか?
今回は、そんな最強ルアーである「カットテール 4インチ」について、今更ながら使い方などを詳しく解説していきます!
目次
カットテール 4インチの重さ
使い方を解説する前に、使い勝手!カットテール 4インチの重さは約3gと、スピニングタックルで投げるにはちょうど良い重さ。でかつ細身の形状のため、ネコリグ などで使用する際は飛距離も抜群です。
カットテールのチューブサイズ
カットテールをネコリグで使用する際、専用のチューブやOリングを使う人も多いはず!ということで、カットテールの横幅を計測してみたとこと約5.4mmでした。
ですので、カットテールのネコリグチューブのサイズ、Oリングのサイズは5mmが最適でしょう。
↓チューブ、Oリング装着例は、こんな感じ。(チューブサイズは5mmです。)
ノーシンカーリグ
カットテールの使い方でスタンダードなものがオフセットフックを使用したノーシンカーリグ。
使い方は、
- 投げて巻くだけ
- 投げて落とすだけ
の2種類。
バスがどこにいるか分からない場合などは広範囲を横の動きで探るのが効率的です。そんな時は、投げて巻くという最もスタンダードな使い方が効果的。「スーーーッ」という感じで巻き抵抗が少ないのが難点ですが、カットされたテールは微弱な波動を出していますので無防備な小魚を演出しておりバスにとってかっこうのエサなのです。
もう1つの投げて落とすだけという使い方は、例えば水中に杭が沈んでいる、岩が沈んでいるなどの目に見えて沈みものがある場合など、バスが付いている可能性が高いです。そのような状況の時にピンスポットを狙うイメージでルアーを投げてみてください。そして着水したらラインを張らずにゆっくり底まで沈めてください。自発的に動いてくれるため余計なアクションは必要ありません。底に着くまでに勝手に食べてくれるでしょう。(または底に付いてから食べる可能性も十分あるため、我慢強く待ってくださいね。)
ちなみに余談ですが、カットテール4インチのノーシンカーリグは私が生まれて初めてバスを釣った時のリグでもあるため、非常に思い出深いものなのです。
おすすめのオフセットフックはFINAのTNSオフセットフック。フックサイズは一番が最適です。
ジグヘッドリグ
かんたんに言うとノーシンカーにオモリが付いただけのリグがジグヘッドリグです。
オモリが付いた分、より深い場所を引けますし、浅いレンジをより早く引けるのが特徴です。
上記で紹介したノーシンカーリグとの違いはフックの形状です。オフセットフックは完全に針先を隠せるため根掛かりには強いですが、ジグヘッドリグはフックが剥き出しのため、根掛かり率が上がってしまいます。(ガード付きのものもあります。)
また、ノーシンカーリグと違い、投げて落とすだけと言う使い方はしません。単純に横に引くと言う使い方がメインとなります。
ノーシンカーワッキーリグ
続いての使い方はノーシンカーのワッキーリグです。先ほどはオフセットフックを使ったノーシンカーを紹介しましたが、今回はマスバリをワームの真ん中あたりに掛けて使う使い方です。
別にオフセットフックでも良いのですが、ワッキー掛けの方がより手軽さがあります。
使い方は投げて落とすだけ。オフセットノーシンカーでも説明しましたが、投げたらボトムに着くまでゆっくり落としてください。
ちなみに根掛かりが多そうな場合はガード付きのマスバリを使用すると良いでしょう。(下記の写真参照)
おすすめのフックはFINAのフィネスワッキーの4番です。フィネスと言えば、知る人ぞ知る青木大介プロの作ったフックなので間違いないです。
ジグヘッドワッキーリグ
続いてはワッキーリグにオモリをつけた、ジグヘッドワッキーです。
重りが付いているため、投げて落とすだけに加え、ボトムを探るという使い方がプラスされます。
使い方の一連の流れ的には、
- 投げる
- ラインを張らずに底までゆっくり落とす(この間に食べる場合あり)
- 底に付いたらシェイクしながら引いてくる
こんな感じです。
ノーシンカーと比較してフッキングが良いのが特徴のひとつです。
こちらも根掛かりの多い場所ではガード付きのジグヘッドを選択すると良いでしょう。
おすすめのフックはZAPPU(ザップ) の「インチワッキー」です。重さは1.3gをとりあえず買っておけば良いでしょう。(経験値を積む中でそれより軽いの、重いのと必要に応じて購入してください。)
ネコリグ
続いては使用頻度がかなり高めのネコリグ です。知っていただきたいことが多かったため、その分写真が多くなってしまいました(汗)
まずはネコリグの作り方に関してですが、別記事で詳細を書いているのでそちらを参考にしてください。
[kanren postid=”6142″]
ネコリグ に関してシンカーを全部埋めるか否かという部分がありますが、シンカーを埋め込まなければ岩や石、コンクリートなどの硬い物に擦れた際に音が出るのが特徴と言えるでしょう。
またネコリグ ではフックをワームに対して縦に刺す「縦刺し」と横から刺す「横刺し」があります。これも大差ないと思いますが、私は縦刺しにしています。なぜならワームに対して縦に刺しているため針先が隠れやすく根掛かりが減ると思っているからです。
ネコリグ におすすめのフックはノーシンカーワッキー同様にFINAのフィネスワッキーの4番です。
チューブサイズは?
ネコリグ で使用する際、身切れを気にする人も多いと思います。そんな時に役立つアイテムがネコリグ 用のチューブです。
このチューブサイズですが、カットテール4インチには、5mmを使用すると良いでしょう。
おすすめはゲーリーのプロスタッフたちが使用しているG7ワームプロテクトチューブ(5mm)です。
ダウンショットリグ
ダウンショットリグは初心者の方には少し面倒に感じるリグかと思いますが簡単に解説いたします。
ダウンショットリグの特徴はボトムの沈みものにコンタクトさせた際に、ルアーをその場にとどめて誘えるリグです。
またミドストいうテクニックを使えば、中層をへこへこと泳がせることもできるため無防備な小魚を演出させることができます。
フックの賭け方はオフセットフックだけでなく、下記の写真のようにマスバリにチョン掛けしてもOK。
ダウンショットリグに関する詳細の使い方は下記記事を参考にしてください。
[kanren postid=”5529″]
キャロライナリグ
最後に紹介する使い方はキャロライナリグです。使い方の中では一番ハードルが高いリグと言えるでしょう。
とは言え仕掛けを作るのは意外とかんたん!オフセットフックを結び、そこから70cm程上部にガン玉をかませれば、簡易的なキャロライナリグが完成してしまいます。
キャロライナリグのメリットはシンカーからワームが離れているため、沖のボトムでワームをノーシンカー状態を作れる点です。人間がルアーを動かす見切るが、ルアー自体のアクションなら見切られずに食べるノーシンカーをボトムで再現できてしまうのです。
さいごに
カットテールはバス釣り初心者の方には超、超、超おすすめのルアーです。
釣るとなったら今でもバリバリ使いますし、10年以上釣りをしている人でも手放せない人も多いルアーでしょう。
今回の記事は初心者の方を対象としていますで、この記事を参考にしてくれて、それがあなたの釣果につながってくれればこれほど嬉しいことはありません!